アナさんの昔話3
- 2016/05/02
- 03:34
続きの続きです。
今でこそ犬猿の仲になってしまったんですけど、
元劇団の主宰もマメに連絡をくれてました。
「寂しいよ、またこっち戻ってきて芝居やろうよ」
「機会があったらやりたいよ」
なんて、あの頃は仲良しだったんだなあ(遠い目)。
私が劇団の正規メンバーになる前だ。これ。
ちなみに強制送還期間中、1度上京しました。
私が本来出るはずだった舞台を観るために。
その時、主宰と一緒に行ったのですが、
観劇後 某展望台から街を見下ろして
「あんな奴(ヒモ野郎)のことで腐ってる場合じゃないよ、俺たち上にいこうよ。」
と励ましてくれたんだったなあ。若いなあ、青春だなぁ。
今や会話も成立しないくらい犬猿の以下略。
そんな感じで徐々に元気も出てきたところで、
アナさんはバイトを始めます。
「今までが長時間働きづめだったし、大変だったから、楽そうなのにしよう。
もしかしたら東京に帰るかもしれないから、短期のやつにしよう」
ということで、
データ入力の仕事を選びました。
「いつからでも入れます。時給は全然拘りません。短期で全然問題ないです」
と、向こうの条件を全て飲んで即採用。
広告代理店のお仕事でした。
これがまぁコピペするだけの簡単なお仕事すぎて、
手は動かせども頭は暇なわけです。
そこで、色々読み漁ったスピの知識やら何やらを使いつつ(どんなの読んでたか忘れた)
自分会議を始めました。
「何で私はそう考えるのか?」
「そのきっかけは?」
どこかで見ましたね、これ。
そう、ブロックの掘り下げと同じです!
当時はブロック解除なんて言葉知りもしませんでしたが、
既にやっておりました!なんてこった。
「私は何でこんなに自分を否定するんだろう」
「母親に『お前なんかできるわけない』と言われてきたな」
「じゃあ、なんで母はそんなことを言うんだろう」
「母も歌の道で行きたかったけど失敗してるな」
「母もできなかったのか」
「あれ、それ私関係なくない?」
「じゃあ思い込みじゃんコレ」
「私が悪いわけじゃないや」
なんて感じで、自分の考え方の癖、それが出来たきっかけなんかをずーっと脳内会議してました。
毎日8時間くらい。笑
考え方のとらえ直しが主だったので、ブロック解除よりは論理療法とかのが近いのかもしれないですね。
電話番のおばさんから某宗教に勧誘されたり愉快な職場だったなぁ。(社長たちも「あの人のこと聞かなくていいよ」ともて余していた)
そんなある日、主宰が連絡を寄越します。
「アナさんち、酷いことになってるよ」
どうやらヒモ野郎が
家出女子高生(演劇がらみ)を連れ込んでると。
ヒモ野郎と主宰と私は元々演劇仲間だったので、まあ情報は入るわけですな。
そしてアナさん、ここでヒモ野郎を断ち切る決心がつきました。
「あ、もう良いや。無いわ」と。
それまでアナさんは、
何だかんだヒモ野郎のことを想って過ごしていたのです。
強制送還されたときの別れ際、
「アナちゃんのことは愛してるけど、僕は今は一人を選べない。2年経ったらアナちゃんだけにするから待ってて欲しい」
と言われたのを
どこかで信じたかったのでありましょう。
(普通に考えたら「ねーよ」って感じなんですが、そんなことでも支えにしないと最初はもたなかったんです)
しかし割りと元気になってきたので、アナさんはその場でヒモ野郎に連絡を取ります。
「誰かと住むなら名義をかえるか、出ていくという約束だったので、今月中に出ていってください。」と。
主宰とヒモ野郎は 私の一件で犬猿の仲となっていたので、
「出ていかないなら刺客(主宰)を送ります。嫌だったら出ていってください」とも。
あと、ブログを見たら 何かボーナスが入ったとか浮かれてたので(私が紹介した職場)、
「お金困ってないみたいなんで 20万返してください。バイクの免許とりたいので。」
と追い討ちをかけました。
当時コツコツ貯金してたので
別にお金には困ってなかったんですが、
相当怒っていたんだと思います。
そして即教習所に行き、
「大型2輪の免許取りたいです」と。
中型免許も持ってないのに。笑
「いきなり大型とりたいの?起こせないとダメだから、やってみて」
と先生に言われた私、
怒りのパワーでバイクを起こしました。
怒り凄いです。生命力みなぎります。
そしてバイトのあとに教習所に通う日々。
そこで素敵な先生に出会い、アナさんは恋をしたのです(急だなおい)。
「先生かっこいい!きゃっきゃっ」と楽しく教習所に通ううちに、すっかり元気になりました。
またバイクも気持ちいいんすわ。
夏の夜とか夕方にいくことが多かったので、とても良かったです。
トキメキの力もすごい!
そりゃ高次も恋愛推しになるよ。
2か月くらいで無事に免許を取ったあと、
アナさんは先生にお手紙を書きました。
そして二人で遊びに行ったのです!おおー!なんという行動力...なんだったんだこの時の私。
まぁフラれたんですけど(笑)。
先生は先生で辛い失恋を経験されていたようで、
「こうして人と出掛けられるようになったのは、自分にとって大きな変化です」
と言われたのは嬉しかったなぁ。
私にとっても、
元気になった大きな出会いでした。
短くも大切な恋であったよ!!
そしてすっかり逞しく育った私は、
「落ち込んだら自分会議」
「大体のことはどうにかなる」
と、半ば開き直って3ヶ月で東京に復帰。
ヒモ野郎を追い出した後、部屋がどうなっていたかというと、
「DV彼氏から逃げて行き場がなく、住ませて欲しい(共通の知り合いのところは乗り込まれてしまう)」という女子が現れたので
私が戻るまで住んでいてもらいました。
その後1年くらいは同居していたかな。
その子も家が全焼したり付き合う男が酷かったりと波乱万丈な人生を歩んでいる子でしたが、
「人生経験値 割と高いと思う!」と言い放つ豪快な子で、
「なるほど、確かにネタになるな」と 色々勉強させてもらいました。
(その子とも演劇のことで犬猿の仲に...アナさんは演劇のことになると譲らないとこがあるんだ...な...反省...)
次で終わると思います!
《これがブロックだよ!その68》
(この企画についてはこちらの記事をどうぞ)
「嘘をついてはいけない」
アナさんは嘘をつくのが下手くそです。
嘘をついてはいけないとは思わないんですけど、
上手に使い分けたいところなんですけど。
あ、これ掘り下げ案件だな...
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今でこそ犬猿の仲になってしまったんですけど、
元劇団の主宰もマメに連絡をくれてました。
「寂しいよ、またこっち戻ってきて芝居やろうよ」
「機会があったらやりたいよ」
なんて、あの頃は仲良しだったんだなあ(遠い目)。
私が劇団の正規メンバーになる前だ。これ。
ちなみに強制送還期間中、1度上京しました。
私が本来出るはずだった舞台を観るために。
その時、主宰と一緒に行ったのですが、
観劇後 某展望台から街を見下ろして
「あんな奴(ヒモ野郎)のことで腐ってる場合じゃないよ、俺たち上にいこうよ。」
と励ましてくれたんだったなあ。若いなあ、青春だなぁ。
今や会話も成立しないくらい犬猿の以下略。
そんな感じで徐々に元気も出てきたところで、
アナさんはバイトを始めます。
「今までが長時間働きづめだったし、大変だったから、楽そうなのにしよう。
もしかしたら東京に帰るかもしれないから、短期のやつにしよう」
ということで、
データ入力の仕事を選びました。
「いつからでも入れます。時給は全然拘りません。短期で全然問題ないです」
と、向こうの条件を全て飲んで即採用。
広告代理店のお仕事でした。
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手は動かせども頭は暇なわけです。
そこで、色々読み漁ったスピの知識やら何やらを使いつつ(どんなの読んでたか忘れた)
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「何で私はそう考えるのか?」
「そのきっかけは?」
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既にやっておりました!なんてこった。
「私は何でこんなに自分を否定するんだろう」
「母親に『お前なんかできるわけない』と言われてきたな」
「じゃあ、なんで母はそんなことを言うんだろう」
「母も歌の道で行きたかったけど失敗してるな」
「母もできなかったのか」
「あれ、それ私関係なくない?」
「じゃあ思い込みじゃんコレ」
「私が悪いわけじゃないや」
なんて感じで、自分の考え方の癖、それが出来たきっかけなんかをずーっと脳内会議してました。
毎日8時間くらい。笑
考え方のとらえ直しが主だったので、ブロック解除よりは論理療法とかのが近いのかもしれないですね。
電話番のおばさんから某宗教に勧誘されたり愉快な職場だったなぁ。(社長たちも「あの人のこと聞かなくていいよ」ともて余していた)
そんなある日、主宰が連絡を寄越します。
「アナさんち、酷いことになってるよ」
どうやらヒモ野郎が
家出女子高生(演劇がらみ)を連れ込んでると。
ヒモ野郎と主宰と私は元々演劇仲間だったので、まあ情報は入るわけですな。
そしてアナさん、ここでヒモ野郎を断ち切る決心がつきました。
「あ、もう良いや。無いわ」と。
それまでアナさんは、
何だかんだヒモ野郎のことを想って過ごしていたのです。
強制送還されたときの別れ際、
「アナちゃんのことは愛してるけど、僕は今は一人を選べない。2年経ったらアナちゃんだけにするから待ってて欲しい」
と言われたのを
どこかで信じたかったのでありましょう。
(普通に考えたら「ねーよ」って感じなんですが、そんなことでも支えにしないと最初はもたなかったんです)
しかし割りと元気になってきたので、アナさんはその場でヒモ野郎に連絡を取ります。
「誰かと住むなら名義をかえるか、出ていくという約束だったので、今月中に出ていってください。」と。
主宰とヒモ野郎は 私の一件で犬猿の仲となっていたので、
「出ていかないなら刺客(主宰)を送ります。嫌だったら出ていってください」とも。
あと、ブログを見たら 何かボーナスが入ったとか浮かれてたので(私が紹介した職場)、
「お金困ってないみたいなんで 20万返してください。バイクの免許とりたいので。」
と追い討ちをかけました。
当時コツコツ貯金してたので
別にお金には困ってなかったんですが、
相当怒っていたんだと思います。
そして即教習所に行き、
「大型2輪の免許取りたいです」と。
中型免許も持ってないのに。笑
「いきなり大型とりたいの?起こせないとダメだから、やってみて」
と先生に言われた私、
怒りのパワーでバイクを起こしました。
怒り凄いです。生命力みなぎります。
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そこで素敵な先生に出会い、アナさんは恋をしたのです(急だなおい)。
「先生かっこいい!きゃっきゃっ」と楽しく教習所に通ううちに、すっかり元気になりました。
またバイクも気持ちいいんすわ。
夏の夜とか夕方にいくことが多かったので、とても良かったです。
トキメキの力もすごい!
そりゃ高次も恋愛推しになるよ。
2か月くらいで無事に免許を取ったあと、
アナさんは先生にお手紙を書きました。
そして二人で遊びに行ったのです!おおー!なんという行動力...なんだったんだこの時の私。
まぁフラれたんですけど(笑)。
先生は先生で辛い失恋を経験されていたようで、
「こうして人と出掛けられるようになったのは、自分にとって大きな変化です」
と言われたのは嬉しかったなぁ。
私にとっても、
元気になった大きな出会いでした。
短くも大切な恋であったよ!!
そしてすっかり逞しく育った私は、
「落ち込んだら自分会議」
「大体のことはどうにかなる」
と、半ば開き直って3ヶ月で東京に復帰。
ヒモ野郎を追い出した後、部屋がどうなっていたかというと、
「DV彼氏から逃げて行き場がなく、住ませて欲しい(共通の知り合いのところは乗り込まれてしまう)」という女子が現れたので
私が戻るまで住んでいてもらいました。
その後1年くらいは同居していたかな。
その子も家が全焼したり付き合う男が酷かったりと波乱万丈な人生を歩んでいる子でしたが、
「人生経験値 割と高いと思う!」と言い放つ豪快な子で、
「なるほど、確かにネタになるな」と 色々勉強させてもらいました。
(その子とも演劇のことで犬猿の仲に...アナさんは演劇のことになると譲らないとこがあるんだ...な...反省...)
次で終わると思います!
《これがブロックだよ!その68》
(この企画についてはこちらの記事をどうぞ)
「嘘をついてはいけない」
アナさんは嘘をつくのが下手くそです。
嘘をついてはいけないとは思わないんですけど、
上手に使い分けたいところなんですけど。
あ、これ掘り下げ案件だな...
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